サモエド犬について


サモエドは、シベリア北東部の広大なツンドラ
地帯を居留地としてきた”サモエド族”
という種族によって飼われていた犬で

トナカイの番犬やソリ犬として
早くから北極や南極といった地域で
導入され活躍してきた犬です。

そんな環境の中、サモエド族が
初めて人間との屋内同居生活を
許したとされる誇り高い犬で

19世紀の末にイギリスに輸入されて後
今のサモエド色であるホワイト系の
毛色に統一改良され現在のサモエド犬が
純血種として完成されたそうです。

その後、イギリスはもとより
その美しさと親しみ深い容姿から評判になり
各国で飼われるようになりました。

日本へは昭和の初期に紹介され
愛好家たちの手によって日本の風土に合った
犬種へと小型化が図られ現在の
”日本スピッツ”が生まれました。

つまり日本のスピッツの
原型であり、なおかつもっとも原始の犬に
近い犬種とも言えます。

またサモエドのその優しいほほ笑み顔は
”サモエドスマイル”と呼ばれ

「クリスマスの犬」とも呼ばれています。



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